ぼっち大学院生のつれづれ

そこらへんに転がっている大学院生の日常です。主に読書、カメラ、ロードバイク、研究について

大学教授のアメリカ大学院留学

ということで、うちの准教授がアメリカのイリノイ大学での約1年半留学から帰ってきました。

 

うちは、土木工学なのに行った先は化学科だったらしいです。

 

授業の20分くらいで少しだけ話してくれましたのでいくつかピックアップして紹介しようと思います。

 

今後、大学院留学を考えている方への少しでも助けになれば嬉しいです。

 

*ただし、アメリカでそれも一校onlyをreferenceしているので、より詳しい情報は他で調べて頂ければ。

 

1.研究レベルが高く、研究室が厳しい

これは、イリノイ大学が世界的に見ても大学の世界ランキングが高いことからきています。先生が言うには、世界ランキング30位くらいらしいです。そのため、研究レベル、施設のレベルなんかが高いらしく、その分研究の質もそれ相応のものを求められるらしいです。結果をだそうとみんな必死に研究をしているそうです。ゼミのレベルも高く質疑応答でかなり苦戦したと言っていました。日本の研究室のゼミに比べて発言数が多さに驚いたらしく、日本人学生も見習って欲しいとか。

 

2. ドクターのインパク

日本では博士課程に進んでも就職が厳しいと言われていますが、アメリカでは、博士号を手足していないと一人前の研究者とみなされませんし、企業に就職しても給料は日本に比べて破格の金額だとか。日本で博士をとってもあまり恩恵を感じられないがアメリカでは博士まで進むべきだねと言っておりました。ただ、アメリカでは博士を取るのに5~7年かかるらしく、3年で修了する日本の約倍の年がかかります。

 

日本と根本的に異なるのは、アメリカの大学院は、給料が出る

らしいです。すげえ。正確には、担当教員が授業料・生活費を払ってくれるシステムだとか。そのため、研究室には、教授が払えるだけの人数しか所属できないで、所属している人数も平均7人くらいと少ないのだとか。逆にお金を持ってる教授はいっぱい学生を抱えているらしいです。入試を突破すればいくらでも入れる日本とは違いますね。

アメリカの大学院は金銭的なデメリットがないとか、なんかお金を払っている自分がアホらしく思いますね。お金もらっていればもっと研究に頑張れそうです。お金くれい

3. 言葉・体力

アメリカに行くわけですから、もちろん日常使う言語はEnglishになります。ずっと英語を使うのは精神的にもかなり疲れたらしいです。言語は一番重要な問題らしいですから、もし留学しようと考えている人がいましたらまず英語力はかなり鍛えて行ったほうがいいです。

さらに、40代で一日中実験とかするのは体力的にきつかったらしいです。

 

4. 若いうちに留学

今までのことを総括して、もし大学院留学を検討しているなら若いうちに行っておくことをオススメします。

なにかとグローバルと言われている昨今大学院でアメリカ留学も視野に入れるべきなのでしょう。学部まで日本、大学院から海外の大学院が一番いい選択肢なのかも。金銭的な問題は解決しますし。

 

以上が、先生が仰っていた話の要約です。

 

 

個人的に、けっこうタメになりました。

企業に就職してから大学院に留学される方も多いと聞きますので、私も少し就職して数年後に留学を視野にいれようかな、なんて思いました。

ただ、するとしても絶対今の専攻とは変えますが笑

 

かしこ