「Fラン大学生が英語を猛勉強して日本のトップ商社に入る話」を読んだ
来年の就活に向けて少し自分の将来を考え始めました。
そこで、普段は読まないような本に手を出してみました。
1週間ほど前に読んだので、うろおぼえですが、興味がある方には読んでいただきたい。
「Fラン大学生が英語を猛勉強して日本のトップ商社に入る話」です。
なんだか日本人が好きそうなタイトルですね。
かいつまむと、
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序盤
高校まで陸上をしていて、偏差値の高い大学に推薦で行く予定だったけど勉強を一切していなかったため内申点で推薦取り消しになってしまい、Fラン大学の駅伝部に入る。しかし、練習に耐えられず、地元に逃げ帰り、再受験のため猛勉強し京都産業大学に入学する。ここがタイトルのFラン大学生に当たる部分だと思います。Fラン大学を一か月足らずで辞めているのに、タイトルに「Fラン大学生が」とつけるのは少し読者が戸惑うのでは。こちらの方がインパクトがあるのはわかりますが。
中盤
京都産業大学で、UCL(University College London)との交換留学制度があることを知り、交換留学の条件であるTOEFL ibt で80点を超えることを目標に英語を猛勉強する。ここがタイトルの英語を猛勉強の一部ですね。猛勉強の末、80点を超えることに成功するわけですが、これはかなりすごいことで、感心いたしました。
TOEFLは、Reading, Listening, Writing, Speaking の4技能を計る英語のテストです。TOEICより難易度はかなり高いです。
UCLでの経験から、大学に戻ってからも交換留学のための勉強会を開催したり精力的に活動していたらしいです。こういう風に母校に貢献することは素晴らしいことですね。私も見習いたいです。
さらに、UCLの大学院に進学されたということです。
終盤
わたしは商社という職種に興味がないため、五大商社に入社されたことに関してはあまり触れませんが、すごいことであることはわかります。
この方は、五大商社に入れたのは、非常に大変な苦労をされてきて、それでも諦めず逆境をばねに頑張ってこられたための当然の結果であると思います。
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最後に、小言を言わせていただけるなら、
これだけわがままな人生を送れたのも、親御さんが金銭面の工面をしてくれたおかげです。普通の家庭ではありえないことですね。羨ましいです。あとがきに父親への謝意がかかれてなかったのも印象的でした。
わたしは、こういう系の本が改めて好きではないと感じさせてくれたいい本です。他人の人生はどこまでいっても他人の人生ですね。
PCRが終わるので、実験を再開してきます。
かしこ。